バーベキュー~後編~
どうも、しょうさんです。
バーベキューの話のつづきです。
何を血迷ったか、電気を消して居間に入ってきた人は、
女子3人のうちのひとりでした。
「どうした?」
「ちょっと寒いから、隣で寝ていい?」
「い、いいけど、狭いよ。」
と言うか言わないかのうちに彼女は隣に横になって私のタオルケットを引っ張ってしまいました。
(オオ~イ‼)
なんだコレ。
俺はいったいこれからどうすればいいんだ?
寒いっつてたよな。
優しくそっと寒くないように抱きしめてやればいいのか?
それともただ単に俺を誘ってる?
じゃあ強引に抱きしめればいいのか?
イヤイヤ、ちょっと待て。
隣の部屋に友達連中がいるじゃないか。
つうか親にもここでナニしたら丸聞こえだぞ。
ていうか寝返りうつな。
こっち向くな!
って、マジで寝てんじゃん。
ナンじゃそりゃ!
それから私は一睡もできませんでした。
彼女は結構、寝相が悪いようで、
私は何度か布団から出されました。
正直イラっとして、襲ってやろうかとも思いました。
翌朝、彼女は平気な顔して
「おはよっ!顔洗ってくるね。」
とまるで私の彼女にでもなったかのような口調で
洗面所にいきました。
そんなバーベキューの話でした。
えっ?それからどうなったかって?
それが今のカミさんです。
ってなれば素敵なエピソードなんでしょうけど、
そのあと何度かアピールしましたが、
その彼女とは何もありませんでした。
要は、いきなり自分のエリアに入ってこられたら、構えてしまうという、
どっかの和人と蝦夷にもつながるよっていうオチにしといてください。
誰だ、ヘタレつったの。