おおはたまちができるまで04
どうも、しょうさんの息子のゲンです。
おおはたまちができるまでをつづけます。(第四回)
下北半島の縄文時代04
後期(4000~3000年前)
大畑町水木沢遺跡、むつ市大湊近川・角違遺跡、脇野沢家の上・外崎沢・稲平遺跡、川内町桧川川代遺跡、東通村札地遺跡
※東通村札地遺跡では前半の直径50メートル以上の半環状のストーン・サークル状の石組が発見されています。
晩期(3000~2300年前)
※大間崎から直線距離にして、南南東約2キロメートルの地点で発見されました。(現在はトウモロコシ畑)
外海に面している貝塚のため、食生活のほとんどが海産物のようで、タマキビ・クボガイ・ヒメエゾボラなどの浅瀬岩礁性の貝類が出土しています。
しかし魚骨の遺存体がものすごく多く、顕著なマダイ漁撈がみられ、その出土量の多さから東北北部の貝塚では非常に珍しい例となっています。
さらにカサゴ類、イワシ類の遺存骨も豊富で、アシカの骨も完璧な状態で発見されているそうです。
むつ市八森遺跡
※土偶、勾玉
川内町不備無遺跡
※晩期の赤漆塗の土器
脇野沢村九艘泊岩陰遺跡
※後半以降の土器・石器・釣り針や貝製腕輪
東通村前坂下遺跡
※長さ3m、幅1.2m、深さ50㎝の落とし穴が29基
いずれも小老部(おいっぺ)川に面した低位丘陵側端に2~4メートルの間隔で集中して設けられていて、おそらくシカなどの獣を集団んで追い込んで捕獲したものと思われています。
その他、調べればまだまだ出てきそうですが、とりあえずズラーっと縄文時代晩期までまとめてみました。
どうですか?想像以上の遺跡の数々に僕なんか圧倒されっぱなしです。
下北半島にこんなにも長い歴史があったとは!
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(参考引用文献/「しもきた」北のパイオニア)