除夜の鐘
どうも、しょうさんの息子のゲンです。
今回はチョット時期的にはズレていますが、年越しのエピソードを話してみたいとおもいます。
毎年、年越しは父ちゃんの実家の蓬田ですごします。
蓬田の年越しは(というか父ちゃんの実家では)午後の四時ぐらいに仏様と仏壇にその年、一年間無事にすごせたことを感謝を込めて拝んでから、宴会を始めます。
すると父ちゃんは7時くらいには酔っぱらって一度寝てしまいます。僕は母ちゃんたちとテレビを見ながら、ゲームをして時間をつぶします。
11時ぐらいになると父ちゃんはおきてきて、「さ、行くか。」と言って神社とお寺へ行く支度をはじめます。
僕たち二人は歩いて、まず踏切をこえて280号バイパスをちょっと山手に入ったところにある神社に向かいます。
蓬田城跡地にある蓬田部落の神社には10分くらいで着きます。
ここでは境内に入り、賽銭箱にお賽銭を入れてお参りをして、今度は蓬田駅の近くで、海がちかいお寺、正法院にむかいます。
距離にしてどのくらいあるんだろう?歩いて神社からだと冬じゃなくても20分はかかります。
だんだんお寺が近づいてくると除夜の鐘の音が聞こえてきます。
お寺につくと、すでに鐘撞き堂にはたくさんの人がならんでいて、僕たちもその列にならんで順番待ちをします。
順番が来るとお寺の僧侶さんに一礼をしてから鐘をつきます。(鐘をつくときはチョット緊張します。)
それから鐘撞き堂から出てくると、村のお寺の係の人がいて、その年の干支の恰好をしたキティちゃんのおみくじをくれます。
家に帰ってくると母ちゃんがそばの用意をしてくれていて、歩いた後に食べる年明けそばのうまいことうまいこと。
毎年の年越しはそんな感じですごしています。
なぜ今の時期にそんなことを話したかというと、今年そばを食べているときにふっとカズじじの一言を思い出したからでした。
それは毎年行われる大畑八幡宮例大祭をテレビで見ていた時でした。
一方の蓬田村は、確かにそう言われると大々的な祭りを見たことがありません。それがず~っと引っかかっていました。
神社にあった蓬田城跡地って、弘前城みたいな城があったのか?
でもなんで田んぼしかないんだ?
そんなことがグルグル頭の中で回ってました。
そういうわけで次回から蓬田村の歴史をはじめてみたいとおもいます。
大畑町の原始謾筆風土年表みたいな歴史や文化について詳しく書かれた書物があまりみあたりませんが、村史やその他いろいろ調べて紹介していきたいとおもいます。
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