トーキョーポップ
どうも、しょうさんです。
今回は東京であったエピソードをひとつ。
90年代の話なので、かれこれ20年以上も前になりますね。
私は青森市内で勤めていて、当時都内の大学生だった弟からエアロスミスの武道館ライブのチケットが手に入ったから見に行かないかと誘いがあり、
青森から夜行バスで東京へ向かい、日中都内をぶらぶらして、夕方、弟のバイト先の浅草橋で待ち合わせしてから、エアロスミスの武道館ライブを見に行きました。
それからふたりで飯を食いに行きました。
それは二件目に行ったショットバーでの出来事です。
ふたりとも都内では青森県人であることを隠して、標準語で話していますが、酒が進んでくると、もう標準語とかどうでもよくなって津軽弁全開になります。
ライブの興奮そのままで、音楽談議に熱が入ります。
「だがらや、ニルヴァーナだっきゃオザキどいっしょで答えがわがんねんだって。だがらパールジャムのほうがいいのよ。」
「ヴァンヘイレンだっきゃ、日本でしゃべりゃあ、レッドウォーリアーズみてぇなもんだがら、デイヴリーロスでねばまいねんだって。サミーヘイガーって!ユカイでねばレッズでねえべや。」(あくまでも当時の見解です。ご了承ください。)
こうやって文字にすればそれとなくわかる人はわかると思いますが、これがベシャリだけで、しかも酒が入ってて早口で怒鳴っていれば、周りの人たちにしてみれば、
「やっぱり中国人だ。」
となるわけです。
それはそれで、(私的には)面白かったので、会計の際に
「シェイシェイ。」
と言って店を出たのをおぼえています。
方言というのはそれぐらいわからないという話でした。