こめいがねんど

むつ市大畑町と東津軽郡蓬田村から青森県の歴史や記録を紹介する歴史探求ブログ

おおはたまちができるまで02

どうも、しょうさんの息子のゲンです。

おおはたまちができるまでの第2回です。

下北半島縄文時代

 旧石器時代は約1万2千年ほど前に終わり縄文時代がはじまります。

縄文時代になると、遺跡は下北半島全体に発見されていて、数多くの縄文人が下北で生活していたことがわかっています。

 

早期(1万~6000年前)

尻屋崎物見台(2)遺跡、東通村吹切沢遺跡、尻屋ムシリ遺跡

※出土した土器群はそれぞれの特徴から物見台式吹切沢式ムシリ式と型式設定され、東北地方の縄文時代早期の編年上で欠くことのできない遺跡なっています。

 

東通村下田代納屋B遺跡

竪穴住居跡が3軒発見され、この頃すでに下北半島で小さなムラが形成されていたことがわかり、この居住跡は今のところ下北半島で最も古いものとされています。

 

前期(6000~5000年前)

むつ市金谷・女館貝塚

アサリを主体とする貝塚がありました。ただ住宅造成などで現在は消滅してしまいました。

 

大畑町水木沢・湧館遺跡

※水木沢で前期の竪穴住居跡4軒後期後半の竪穴住居17軒後期の土偶が出土。

湧館では前期末の竪穴住居跡3軒袋状土杭1基屋外炉1基が発見されています。

 

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あるムラ

 以上縄文時代早期から前期までをまとめてみました。

凄い数の遺跡群です。あまりにもいろんなところから出土していて、土地勘のない僕なんか下北半島の地図を見ながらじゃなきゃ把握できません。

ぜひ載せている地図を参考にしてください。

 

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下北半島マップ

次回、

おおはたまちができるまで03

 へとつづきます。

(参考引用文献/「しもきた」北のパイオニア

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