こめいがねんど

むつ市大畑町と東津軽郡蓬田村から青森県の歴史や記録を紹介する歴史探求ブログ

秘密基地

どうも、しょうさんです。

 

生まれながらのインドア派の私でも、

今の子供たちよりは外で遊んでいたと思います。

 

小学生の頃は、秘密基地をつくって遊ぶのが好きでした。

 

と言っても、「20世紀少年」のような本格的な秘密基地ではなく、

ひとりで満喫するような、簡易的なモノでしたが…。

 

最初は押入れから始まりまして、

懐中電灯と漫画本とノートと鉛筆を持って、押入れに籠もる。

という、

「自分の部屋でいいじゃねえか。」

と思われますが、

誰にも干渉されない自分だけのスペースを見つける

楽しさをみつけていまいました。

 

やがて外に、そんな自分だけの秘密の場所を求めるようになるわけです。

 

昔は家の周りに笹竹の草むらがあったので、秘密基地はすぐに作れました。

作り方は簡単です。

笹竹のスキマに自分が入れそうなスペースを見つけて、

そこに入り込み、スペースを大きくすれば完成。

外側からは絶対に見えていないと信じて、

学校から帰ってくると、

漫画本や紙と鉛筆を持って秘密基地に直行していました。

 

そんなある日、いつものように秘密基地に直行すると、

友達が遊びに来たようでした。

(ふふふ、俺はココにいるから、絶対わからないだろう。)と

含み笑いをしながら、漫画を読んでいました。

 

しばらくしたら

「おい。」

と呼ぶ友達の声。

 

「エッ⁈」と

漫画から目を離して笹竹の間から前を見ると

そこには、こっちを睨んでいる友達が真正面に立っていました。

 

「丸見えなんだけど。なにそご?」

 

マジか‼

完璧雲隠れできてると思っていたのに!

 

それから、友達と二人で仲良くお隣同士で秘密基地をそれぞれ作りました。

 

学校から帰ってくると私と友達はそれぞれの秘密基地にこもって、

漫画を読んだり、プラモデルを作ったりして

それぞれの時間を満喫していました。

 

ある日、ふたりでいつものように秘密基地に向かうと、

目の前に、結構大きなヘビが、

あろうことか私たちの秘密基地に入っていくではありませんか!

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それ以来、その秘密基地は放置状態です。