源さんが行く25
いか寿司 イカ寿し 下北 郷土料理【2尾入り】いかのなかに漬物が詰まってます!青森県下北半島に伝わる郷土料理【いかずし】
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- ショップ: 活ホタテと海産ギフト 阿部商店
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どうも、しょうさんの息子のゲンです。
ロシア人渡来に関する
飛騨屋のクナシリ場所支配人・喜多右衛門と
キイタップ支配人・庄次郎の二人が飛騨屋に報告した記録の第五回です。
ロシア人渡来報告書・其の弐の2
ロシア人たちの説明はいかにも怪しげに聞こえた。
そこで最上徳内は、
「日本の役人の命令だ。クナシリ島に同伴されよ」
と言い渡した。
彼らは少しも恐れたり疑ったりする様子もなく、早々と支度にかかった。
僕(しもべ)の二ケタはここに残し、イジュヨとサスノスコイの二人と徳内が同船してクナシリに着いた。
御普請役並びに松前志摩守(しまのかみ)の検分ということで、
先案内の家士*1や従僕のところへ出向いた。
松前家士がイジュヨとサスノスコイに申し渡したのは、
「異国人が日本の地に来ることは、堅い国家の禁制である。
即刻、帰国されよ。」と。
厳重な命令であった。
両人はこれを承り、その日のうちにエトロフに帰帆した。
また、エトロフアイヌ達へも
「異国人を領内に差し置かないように」
と申し渡した。
蝦夷たちはイジュヨ等に帰国するように申していたが、
両人の答えは
「我らは帰国すれば死刑にあう。
強いて我らをこの島から追い立てるなら、
これまでの蝦夷人らの悪行を我が国の帝に告訴しなければならない」
と言いだし、
蝦夷人たちは追い出しが叶わず、彼らを自由にしておいたのだという。
そのためエトロフ島のアイヌたちは異国人と馴れ深まり、彼らも住まいを要求し住みつくようになった。
へ つづく
最初から読み直したい方は
第二集の最初から読みたい方は
*1:家臣