源さんが行く23
いか寿司 イカ寿し 下北 郷土料理【2尾入り】いかのなかに漬物が詰まってます!青森県下北半島に伝わる郷土料理【いかずし】
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どうも、しょうさんの息子のゲンです。
ロシア人渡来に関する
飛騨屋のクナシリ場所支配人・喜多右衛門と
キイタップ支配人・庄次郎の二人が飛騨屋に報告した記録の第三回です。
ロシア人渡来報告書・其の壱の3
東蝦夷場所は残らず飛騨屋様の請負場所なので、
この異国人の一件を松前藩の役人たちは、
江戸表(幕府)に漏らすことがないかと心配し、
場所支配人、番人たちに
「異国人に近寄るな」と堅く差し止めている。
クナシリの酋長ツキノエについて言えば、
自分では異国人の案内という大役を果たした気分でいたらしい。
ロシア人が初めて接した蝦夷人ではあるが、
「猛獣のような男で、どこか油断ならない」
とロシア人自身が言っているほど。
その後ツキノエは、異国人とは親しくしていないようだが、
松前藩役人から厳しくお叱りを受け、目論見(もくろみ)違いが分かり、 早々にクナシリに帰帆したと悪消支配人の(北村)傳七*1から聞いている。
東蝦夷地にやってきた赤狄(あかえぞ)は本国ロシアに帰り、
松前藩から贈られた品書きを国王に奏上したところ、
「本国より送った品物は返され、他国からの品物を受け取るとは、使者にふさわしくない」
とその役を解かれたという。
このことは天明六年(1786)にエトロフ島に来ていたロシア人のイジュヨが、
以上が安永七年に起きたロシア人渡来に関する喜多右衛門と庄治郎の報告書になりますが、まだロシア人に関する報告は続きます。
次回は天明五年の報告を紹介します。
へつづく
最初から読み直したい方は
第二集の最初から読みたい方は
*1:大畑の人