こめいがねんど

むつ市大畑町と東津軽郡蓬田村の歴史や文化、たまに趣味のねんど作品を紹介する雑記ブログ

源さんが行く132

 

f:id:komeikanendo:20200810091124j:plain


どうも、しょうさんの息子のゲンです。

 

 原始謾筆風土年表(げんしまんぴつふどねんぴょう)とは

  江戸時代の下北地域の政治・経済・文化を、近江出身で大畑にて商業に従事した村林家の二代目源助(通称)によってまとめられた記録です。

 

源さんの記録、寛政十二年4になります。 

寛政十二年(1800)の記録・其の四

松前から根室に至る陸路は

福島知内泉沢箱館ー茅部ー長万部ー虻田ー有珠ー尾猿別*1室蘭幌別ー阿色ー白老ー糸井ー勇払牟佳津*2ー門別ー厚別ー新冠ー鷲瀬ノ内ー三石ー浦河ー牟久地ー烏屑別ー牟威嶋ー様似ー念仏坂、戒名坂は梯子や釣り縄で超えるー戸和別ー油駒の幌泉ー江礼藻*3ー正谷ー猿瑠牟*4ー瑠別ー戸勝の美籠では黒曜石*5が見つかるー猟虎川(楽古川)相辺嶋ー塔府威ー悠戸ー屋几内ー厚内ー白糠の星黒ー白糠ー釧路の尾田府斗蹶(おたのしけ)ー釧路ー別斜府ーこの辺りでは木や貝の化石が見つかるー昆布牟威(昆布森)ーこの辺りでは脂胆石*6が採掘されるー尾幌ー厚岸ー琵琶瀬ー霧多布ー貸皿牟威ー根室

そこから泥海状の海上十里を経てクナシリ島に至る。

四筋の潮流が西に流れる二里の海上を遠回りしてエトロフ島、さらにウルップ島へ至る。

 

根室より更に西別ー野付ー鯉桶ー標津ー伊茶仁ー忠類ー古多糠ー薫根別*7ー崎無異ー陸士別ー朱茂軽(春刈)ー羅臼ー戸軽別(もせかるべつ)ー留舎ー萌礼牛(もいれうし)ー志宇根志無井ー知床へ至る。

 

それより北の海岸の陸路は、

俱志朱麿ー減蹴ー畝別(うなべつ)ー遠音別ー斜里ー止別ー触桶ー浦安別ー藻琴ー網走ー野泥ー常呂ー塔府津ー湧別紋別ー呂曽左ー沙留ー輿部ー沢木ー雄武ー板井差ー箆石内ー砥附子ー枝幸ー箆石ー厚別ー宗谷に至る。 

 

そこから西海岸、

納寒府*8ー抜海ー天塩羽幌苫前留萌ー緒豹ー増毛ー厚田に至る。 

 

石狩川からは、

高島―岡茂感ー岩内ー弁慶岬ー太田ー熊石ー乙部江差上の国

 

それより南海岸で松前藩に至る。

また、箱館より蝦夷地との境の小安(おやす)、恵山岬より茅部に至る。

北海道周回の距離総数は四百二十里。

蝦夷地の名山としては尻別山羊蹄山)、赤野岳阿寒岳)、荒澗山。

大河は石狩川天塩川十勝川

f:id:komeikanendo:20200812004501j:plain


 ぐる~っと北海道を一周してみました。

 

源さんが行く133 - こめいがねんど

 へつづく

 

 

最初から読み直したい方は

源さんが行く01 - こめいがねんど

 

第二集の最初から読みたい方は

源さんが行く14 - こめいがねんど

 

第三集の最初から読みたい方は

源さんが行く39 - こめいがねんど

 

第四集の最初から読みたい方は

源さんが行く57 - こめいがねんど

 

第五集の最初から読みたい方は

源さんが行く72 - こめいがねんど

 

第六集の最初から読みたい方は

源さんが行く88 - こめいがねんど

 

第七集の最初から読みたい方は

源さんが行く99 - こめいがねんど

 

第八集の最初から読みたい方は

源さんが行く111 - こめいがねんど

 

 

*1:尾流川、おさるがわ

*2:むかわ

*3:襟裳、えりも

*4:猿留、さるる

*5:源さんはソンガラスとルビ

*6:化石燃料

*7:薫別、くんねべつ

*8:のさっぷ=ノシャップ