こめいがねんど

むつ市大畑町と東津軽郡蓬田村から青森県の歴史や記録を紹介する歴史探求ブログ

蝦夷地別件


どうも、しょうさんです。

 

しばらく源さんが行くシリーズで、クナシリ・メナシの戦いを続けていますが、

その中の広告に、船戸与一氏が書いた小説、

蝦夷地別件」を紹介しております。

この小説は、まさにクナシリ・メナシの戦いを題材にした小説です。

 

私がこの小説に出会ったのは、川越の古本屋でして、10年以上前になります。

ちょっとヤボヨウで川越に行った際、暇だったので古本でも買って時間を潰そうかと思い

たまたま手にしたのが蝦夷地別件でした。

アイヌがどうたらこうたらというのは全然知らないで、とにかく読み応えのあるものをと思って、たまたま買った小説でした。

もちろん船戸与一氏のことなど全然知りませんでした。

 

ハマりました。

 

それから、しばらく船戸与一氏の小説ばかり立て続けに読みあさりました。

 

蟹喰い猿フーガ

非合法員(デビュー作)

山猫の夏

砂のクロニクル

午後の行商人

虹の谷の五月(第123回直木賞受賞作)

等々

 

その圧倒的なボリュームなんだけど、ついつい先が読みたくなる

そんな作家さんでした。

 

船戸氏は2015年4月

満州国演義の最終巻9巻を書き終えてから

死去しました。

ご冥福をお祈りいたします。

 

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そんなクナシリ・メナシの戦いつながりのエピソードでした。